こんにちは、広報企画部の今坂です。
みなさんは印刷に使われる機械、CTP(コンピューター・トゥ・プレート)をご存知でしょうか?CTPとは、コンピューターで作成された印刷用データをプレートセッターと呼ばれる機械で、印刷用の版(刷版)を作成する方法のことです。
弊社は昨年11月、CTPを更新しました。旧機を導入してから約17年。経年劣化、トラブルの頻度も多くなり決断しました。
CTP入れ替え当日、「こんな小さい会社にどうやって機械を入れるんだろ」と思ってたら・・業者の方がちゃんと壁を取り除いたあと、機械を導入してました(笑)。もちろん最後は、匠の技術で壁も元通りにしてくれましたよ♪やり方って色々、あるんだなと勉強になりました。
印刷データを用紙に面付するアプリケーションソフトも一新し、ようやく操作も慣れてきました。
従来は、印刷するデータから専用フィルムを出力し、そのフィルムを刷版に焼付けるという工程でした。
CTPを導入することで、フィルム出力の工程をデジタル化することで、データをダイレクトに刷版に焼付けることが可能となります。
フィルムを刷版に焼き付ける場合、網点の大きさが縮小・変形(ドットロス)してしまうため、印刷の品質が落ちてしまいます。CTPではこの工程が省略されておりドットロスがないため、高い精度での版の作成ができます。
人にも自然にも良いCTPは、弊社の製品向上にも繋がります♪
▼従来まで使用していたCTP
▲新しく導入したCTP